強制恋愛
第7章 *07*櫻井先輩の彼女って…
「あのね…あなたに約束して欲しいことがあるの…」
「なんですか??」
校長はすこし恥ずかしそうな顔をする
「私があの校則をつくったのはね、蓮が浮気できないようにするためなの」
「え?どうゆうことですか?だってあんな校則作ったら櫻木先輩は誰かと付き合わなきゃいけなくなるんですよ?」
「それが狙いなのよ、蓮はモテるから誰かと付き合いはじめたなんて噂はすぐ学校中にながれるでしょ?そしたらその1人の女の子以外の女の子達は蓮に迫れないわ」
難しい…つまり私が櫻木先輩と付き合ってることはもう全校生徒が知ってるから他の女の子は櫻木先輩に迫りにくいってことかな……
「けどね、この作戦はあなた次第なのよ」
「え⁈」
「あなたが蓮のこと好きになったり、蓮があなたのことを好きになったら…作戦大失敗よ」
た、たしかに…
「でも私にはほかに彼氏がいるんで…」
「知ってるわ、蓮から聞いたの…でも約束して、蓮のこと絶対好きにならないって」