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強制恋愛

第9章 *09*Wデート?



「でも驚いたなー」


悠希は一人言のようにぽつりと言った



「なにが?」


「あの先輩はてっきり沙紀のことが好きなのかと思ったから…彼女いるってことは俺の勘違いだな」


ははっと笑ってまたテレビを見始める悠希


櫻木先輩が私のことを……あ、ありえないよね


そのとき


私のケータイの電話がなった


「誰だろ…」


画面には 櫻木先輩 とうつしだされている


どうしよ……


「沙紀、でていいよ?」


「あ、うん」


私は通話ボタンを押して寝室に向かった

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