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初めてじゃないのに、


身体を光瑠さんに見られていることが恥ずかしくて、私は意に反して抵抗してしまっていた。



「真希……」



露になった胸を腕で隠していると、光瑠さんが吐息混じりに私の名前を呟いた。


それだけなのに、身体がいちいち反応してしまう…



光瑠さんは胸と顔を隠していた私の両腕と掴んで、両脇に広げた。



「いやっ……」



さらけ出された身体に
熱い眼差しを向けられ、
恥ずかしさがピークに達する…



光瑠さんは私の腕を掴んだまま再び身体を倒して、私の耳元で、はぁ…と息を吐いた。



「───お前の…


お前の全部が見たい…





だから……


隠すな……」



ずるい……


そんなこと言われたらっ…



私は抵抗するのをやめて

腕の力を抜いた。




すると光瑠さんは

腕を掴むのをやめ、再び私の背中に腕を通して抱き締め私の身体を軽く持ち上げると

もうすっかり起立してしまった私の胸の頂点を熱い口内に含んだ。



「あぁっん……」



ねっとりと舌でその敏感な場所を弄ばれて身体が仰け反る。



快感に歪んでしまう顔をまた、無意識に腕で隠そうとするたび、

先ほどの『隠すな』という光瑠さん言葉を思い出して困惑する──




「はぁっ…あぁんっ…」



光瑠さんの舌が熱い

熱すぎる……


しきりに聞こえるぺちゃっ…という水音…



むず痒いような焦れったい刺激に、身体が勝手に動いてしまう…



行き場を失った私の両手はベッドのシーツをぎゅっと握っていた。



「はぁっ…真希っ……」



余裕なさげに光瑠さんは呟くと、
持ち上げていた私の身体を優しく下ろして、

舌をスルスルと下へ下へと滑らしていった。