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近くて遠い

第47章 有川商事より読者の皆様へお願い

「それは、
アンケートどうこう言う前に、俺らに小説化の許可を取るべきじゃないのか。」


光瑠の言葉に酒田が、それは大丈夫です。と返事をした。



「大丈夫って…お前が決めることじゃないだろ。」



要がサラリと黒髪をかきあげ、未だ不機嫌そうに言った。



「会社のイメージアップに繋がるなら、と僕が代わりに許可しました。
原稿は出来次第送ると言っていたので不都合なことがあれは削除出来ますし…」


「勝手なことをっ…」



光瑠が眉間に皺を寄せた。

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