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読んでる貴女がいろんなシチュで主人公になって読める短編集。

第3章 恋をしたあの夏




梅雨が過ぎ、あっという間に夏祭りの日がきた。

私は、今年買った、薄紫色で、蝶や花の描かれた浴衣をきた。

いつもはしない化粧も、薄くした。

香水もつけて、準備万端!!

楽しみ~♪

ピーンポーン…

「はーいっ!」

私は、玄関に行き、扉を開ける。

「よっ」

「あっ、恵太っ。今行くねっ」

私は、巾着袋を持ち、下駄をはいて出掛けた。

今日の花火があがるころに、告白…できるかな…。

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