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読んでる貴女がいろんなシチュで主人公になって読める短編集。

第6章 冷たい雨

「○○ちゃん…あの、今まで、見てるだけで、ごめんなさい。」

「○○、ごめんな。」

「みんな…。」

一人一人、謝りにくる。

嬉しい。

涙ぐみそうになった。

さぁ、これで最後にしよう。

私が口を開く前に、みんながもういっていた。

「○○ちゃんいじめるの、やめて!!」
「○○いじめるの、やめろ!!」

みんな、ありがとう。



外を見ると、雨が降っていた。

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