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読んでる貴女がいろんなシチュで主人公になって読める短編集。

第7章 暗闇のサーカス

「……?」

あれ…?

また何かを落としたような、そんな感覚に。

…………あ…れ…?

私、なんでここにいるの…?

家、帰らないと。

でも、私の家、どこ…?

「貴女は、ここに、入団するためにきたのよ~??」

「君の帰る家は、ここだよ~!!」

双子が言う。

そっか。

そうだった気がする。

「…これから、よろしくお願いします。」

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