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遺伝子の欲望

第4章 エクソン

「あら、ありがとう。でも、今日は私に払わせて。」


そう言うと


「いえ!今日、僕払います!」


ふふ…やっぱり男の子ね…。 


「気持ちだけね。目的あってバイトしてるんでしょ。そっちに使った方がいいと思うわよ。」


「でも…。」


モゴモゴしてるわね…可愛らしい。


「ふふ…じゃあ、もう少しお茶に付き合ってくれるかしら?そこはご馳走して。」


「は、はい!」


暢くんは、花が咲いたように笑顔になった。


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