
カレコイ
第7章 今までとは違う毎日
「あ、はは?キューバ?
石井君、今やってるのは中国史だからキューバは出てこないかなぁ。」
「キューバっ!?!!!」
ばばっと顔をあげる相川。
灘さんも驚いてる。
いやいや。君にとってキューバ、どんな存在だよ。
「あぁ。キューバ。陸、知ってっか?
ダンスが有名らしいぞ?」
ニコッとしながらも背後からぶわっと負のオーラを私に向かって発射してくる。
ごごごごごごごごめんなさいいい!!!
「ダンス.....
よし!!決めた!!!
俺、キューバ行くわ!」
「落ち着け。」
そういってポカっとノートで相川の頭を叩く灘さん。
ナイス突っ込み。
