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縄と君と手枷と僕と…

第7章 涎を垂らす女 Aの場合

 
Aの心が

折れる音を聞こえた

と同時に

ボールの穴から

一本の糸が

静かに垂れた…

その様子に

興奮を覚えながら

眺めている僕に

Aは

最低…

と呟いた気がした

だが僕は

その声を無視して

まだ見つめていたんだ…

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