小 中 大 テキストサイズ

縄と君と手枷と僕と…

第9章 手錠に裸足の女

　
男は突然

縄を解きだす

女は安堵の表情をするが

直ぐに

その表情は曇る事となる

解いたばかりの麻縄を

女の胸を

上下に挟む様に縛りあげる

微かに開いた女の唇から

苦しさからか

はたまた

心地好さからか

判断に迷う様な声が零れ

男の耳をくすぐる…

最後へ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ