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不倫彼女

第1章 さよなら先輩

「...そっか、さっちゃんずっと

束縛とか色々辛かったんだね。」


話を聞き終えた悠子は私の肩を

ぽんぽんと叩きながらそう言った。


「普段はすっごく優しい人だったん

だけどね、流石の私でも米倉先輩の

束縛には耐えられなかったよ。」


ヘラヘラと作り笑いをする私。


「さっちゃんにはもっと素敵な

人がいるよ!だから前向いて

がんばろ!」



悠子は優しい。

今まで何度彼女の優しさに

救われてきただろう。

我慢していた涙が溢れて

止まらなくなった。



「ありがとう、私今度は

幸せになるよ。」






この先待っている辛く悲しい

未来を、私はまだ知らない。


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