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秘密の派遣業務

第6章 社長の思惑

気を失った紗江を抱きとめたのは桐沢だった。

桐沢「おいっ!大丈夫か?」

紗江の意識はなかった。

(…ショックは大きい…か…)

居た堪れない気持ちになっていた。
出来るなら助けてやりたい。
だが…契約書がある以上それは無理だろう。

桐沢「…予定では…」

所長が最初に抱く筈だ。

所長「最初に俺が抱く…つもりだった。」

チラッと社長を見る。

社長「次が俺だ。」

(…やっぱりな…)

桐沢「…悪いが今夜は俺に預けてくれ。」

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