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秘密の派遣業務

第8章 芽生えた想い

腕の中で眠る紗江を桐沢は複雑な思いで見つめていた。

(…良すぎた…)

思い出すだけでまた身体は熱く反応する。

ギュッと紗江を抱き締める。

(…この気持ちは何だ……あり得ないだろ?)

明日から毎夜紗江は違う男に抱かれる。
そんな紗江に特別な感情なんて…

頭ではそう思うものの、胸のモヤモヤは消えない。

今まで色んな女を抱いてきた。
女にはモテたし付き合った女だってたくさん居る。
本気で惚れた女も居た。

それぞれにsexは気持ちよかったし満足していた。

だけど…

じっと紗江を見た。

(…紗江ほどじゃ…なかった…)

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