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颯太「じゃあ俺、そろそろ行くわ」

千尋「颯太、伸ちゃんの事で何かわかっ
たら連絡してね」

颯太「わかってるよ」

千尋「…」


用事を終え
実家へと帰った颯太
颯太がいる間は寂しさを感じる事はなか
ったが
颯太が帰り一人になった瞬間
再び現実に引き戻され掏明がいない今と
向き合う事に…


千尋「…掏明」


結婚式から
今日で一週間が経過していた
掏明は自分以外の人には見えていないし
ちゃんと食べているのか
休めているのか
不安な気持ちは募るばかりで…


千尋「早く…早く帰って来てよ…」