私の掏明くん
第12章 掏明のいない日々
千尋「掏明!!掏明、待っ…」
掏明「千尋」
千尋「はぁはぁッ…はぁ…掏明…」
掏明「大丈夫?うなされてたみたいだけ
ど…」
千尋「うぅぅ…」
掏明「千尋?」
千尋「今日の今日まで一体どこ行ってた
のよ!?ずっと…心配して…」
掏明「…ごめん」
千尋「バカ…バカバカバカッ!!」
掏明「ごめん、ごめんね…」
千尋「…バカッ」
目を覚ますと
目の前に掏明がいた
今までどこにいたのか、何をしてたのか
聞きたい事は山ほどあったが
今はただ
掏明に抱かれ
掏明の腕の中で千尋はわんわんと
泣いてしまっていた
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