
私の掏明くん
第5章 お出かけ中も
千尋「ちょっと…掏明?」
掏明「…」
バスを降りると
近くの公園までただ無言で歩き続けた
と言うか
千尋が話しかけても掏明が全然返事せず
何を怒っているのか掏明は
千尋の事を、ずっと
無視していた
千尋「帰らないの?」
掏明「このままここで…さっきの続きし
ようよ」
千尋「えっ…ここでするの?」
ここは公園
雲行きが怪しく人は少なかったが
まだ公園内では数人の子供達が遊んでい
た
子供達の前で
続きをやるわけにいかなかったが…
掏明「もう限界でしょう、お互い…」
千尋「…」
掏明「さっ、座って」
千尋「…うんっ」
ベンチに腰掛けた掏明
その上に重なるように千尋も座った
お互い
バスの中で
触れ合っていた為
千尋の体は抵抗なく自分の中に掏明を受
け入れた
千尋「ンッ…」
掏明「ほらっ、止まってないで動かない
と」
千尋「ンッ、あんっ…だって…」
