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君と描き始める未来に

第6章 幸せの誓い

周りの歓声と、遠くで悲鳴が微かに聴こえた気がしたが…あぁ…もういいや!


何より俺たちが、夫婦になったのを見せ付けてやる!


香織は生涯、俺の伴侶…。


『一人にしないで…俺より長生きして』


俺の一番の我儘に君は、約束してくれたんだ…。


「長くないか?」


知るかよ!やらせておいて…。


「ふっ…ん…志…。」


香織も、モゾモゾしてる。


「小田切のスケベ~!」


滝島がひやかしてるな…まっ、その言葉に、便乗してやれ!


「キレイりゃね~。」


星叶ちゃんが、そう言ってたと後で聞いた。


少し唇を離すと、ギュット目を瞑る君の顔…。


「香織…愛してる。」


小さく囁いて、キスを続けた。


これから君と描き始める人生は、どんなに楽しいだろうか…。


そんな未来に、酔いしれていくんだ…。

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