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あなたがいてくれたから。

第13章 口移しのチョコレート


チョコが溶けてなくなっても
斗真君はあたしから離れないで

より強くなった。

あたしの息がもたなくてギブだった。

必死に斗真君の肩を叩いた。

ギブ!ギブーっ!


ップハーーーー


「ハァハァ……」

お互い息切れ。ウケるよね。

「ギブーだって…もぅ…無理。」

「だな。…俺も……無理。」

「あははっ!」

「確かになんか、笑える。」

そのあと二人して思いっきり笑った。

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