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あなたがいてくれたから。

第17章 ずっとずっと

その時、手に暖かさを感じた。

ちらっと見たら

斗真君が指を絡めてきた。

手の甲になんか書いてる?



 
「お」…「れ」…「も」……

「だ」……「い」…「す」「き」…

「だ」……「よ」




“俺も大好きだよ。”

………////


言葉で言えなくても

文字で、体で伝わってくる…。

うれしくてうれしくて

あたしは演技どころじゃなかった。

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