
あなたがいてくれたから。
第17章 ずっとずっと
焦っていたら
数メートル先で
カンペに台詞を書いて
持ってくれている美佳さんがいた。
ありがとう~美佳さーん(泣)
「だ、だって
怒ってそうにみえるんだもん。
そこも可愛いけどね?
てかさぁ、彼女からキスして
あげたのに何にも感じないわけ?」
「はぁ?」
「どうせ、
慣れてるから何にも感じねーよ!
とか言うんでしょ?」
「……イヤ。
めちゃくちゃ嬉しかったんだけど
伝わってねーの?」
「ぇ…///
そうだったの?
ご、ごめん。」
「まぁ、いいけど。」
