
あなたがいてくれたから。
第17章 ずっとずっと
「んっ………」
「もっと、舌絡めて?」
「ンッ……ん…」
それから15分くらいは
あたしを離してくれなかった。
でも改めて斗真君の大切さが分かった
気がした。
たった2日間口聞かなかっただけなのに
物凄くつらかった。
あたしって斗真君がいないと
生きていけないのかも(笑)
「奈美、これからまだ仕事あるの?」
「ううん、今日はもう終わり!
なんか、天気が悪いからこのあとの
撮影延期なんだってー」
「へぇ、俺まだ仕事あるんだよね。
だから一緒にいれないやごめん。」
「ぅうん。大丈夫だよ。
また明後日かな?会えるとしたら。」
「だな。」
