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あなたがいてくれたから。

第18章 パレオはエメラルド


「奈美、これ…」

斗真君がなにか出してきた。


「ん?なに?まだ誕生日じゃないよ?
 あたし。」


「知ってるそんなの。」

あたしは?マークを頭に浮かべた。



「少し早めのクリスマスプレゼント   とSKE48さん紅白歌合戦初出場の
 お祝いとして。」



「ウソーーッ」


あたしは嬉しさがこみ上げてきて
思わず泣いてしまった。


「俺、泣かせるために
  用意したんじゃないんだけど?」


「ぁ、そうだね。ありがとう♪」


「それで、よし。」


二人して笑った。

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