
あなたがいてくれたから。
第24章 涙サプライズ
「なぁー、奈美ーまだ21:30だけど
外出る?」
「あたしはここにいたいかな……///」
「そぉ?ふーん」
「あのさ!」
「ん?どーかした?」
「…お誕生日おめでとう!こ、これ!」
あたしは斗真君にプレゼントを差し出した。
「ぉ、サンキュー開けていぃ?」
「どーぞどーぞ」
「ん?時計?ぉ、カッケーじゃん
こーゆーの俺好き好き」
「本当?」
「うん」
「良かった~心配してたの。
喜んで貰えなかったらどーしよ。
って。」
「奈美から貰ったものなら
なんでもうれしいよ」
「もー、んなわけないでしょ?!
絶対斗真君がそんな甘い言葉を
本心で思ってるわけがなぃ!」
「バレタ?」
「もー!!」
