
あなたがいてくれたから。
第9章 泣きながら微笑んで
「ぇ?!それ嘘でしょ!
だ、だって全く覚えてないよ?」
「だって、したあと奈美
気持ちよさそうに寝てたもん。」
「ぇ?!あたしなんか、変なこと
言ってなかった?!」
「んー?俺の名前は呼んでたけど…
でもあの時酔ってたからね。
でー!
覚えてるかなーって
廊下で会ったときキスしたんだけど
案の定覚えてなかったね(笑)」
「かっ、確認のための
キスだったの?!」
「まぁーね。」
で、昨日の夜は確かそのあとは
すぐに二人して寝ちゃったってのが
昨日の話。
あたしがもうあれの経験者だとは
知らなかったなぁー……
なんか、嬉しいのか凹んでるのか
わかりゃしないって感じ?(笑)
