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禁断の果実

第3章 楓


ドクンドクンドクンドクン…


心臓の音がうるさい…



「どうして…そんなこと聞くの…?」



楓の顔が月明かりの逆光でよく見えない




「…ん、なんかちぃちゃんの表情が…すごいエロかったんだ」



ドキッ



「俺が見つけたとき…すごい体ビクンビクンしててさ…

顔が紅潮しててすんごい艶めいてて…

俺の知らない…女のちぃちゃんを見た気分だった…」



女の…あたし…?



「でもそんなちぃちゃんを引き出したのは、俺じゃなくて琢磨で…

俺すごいムカついてさ、イライラして思わず殴りかかっちゃってさ…」



…楓…


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