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オフィスの掟

第1章 清水ののか



『どうぞ、こちらへ』

ののかは案内された社長室へ踏み込んだ


『君が清水ののかさんか、

私がこの会社の社長の 鎌井 廉 (カマイ レン)だ』


喋っているその人はいかにもインテリという雰囲気をもっている黒髪で長身のイケメンだった。

そしてなにより30代ぐらいで社長にしてはかなり若かった。

「あ…はい!清水ののかです…事務だと聞いたんですが具体的に…どんな仕事するのでしょうか…?」


ののかの質問に廉はニヤリと口角を上げ


『…清水さん。
まず、幾つかの掟があるので確認して下さい』


「はい…」

掟とゆうワードに少し疑問に思いながらその紙を受け取った。

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