そして僕等は絡み合う
第5章 南野 昴の場合
「何か面白いことでもありましたか?」
高笑いしている俺の後ろから、突如人見さんが声をかけてきた。
「あ…人見さん!昨晩はお世話になりました!」
「いえ…お世話になったのはこっちですから。それ浄水器関係ですか?」
ドアポストに入れようとしていた封筒を人見さんは気に掛けてくれた。
いつもの洗浄機のカートリッジを買ってくれているお得意様だから、封筒の中身はその宣伝だと思ったようだ。
今回は違うけど、なんて良い人なんだ!
バーベキューパーティーで俺と一緒に、人見さんの恋も成就して欲しくなった。
「人見さん!これバーベキューパーティーのお知らせなんです!良かったら是非参加して下さい!」
お知らせの封筒を人見さんに渡して、参加を願ってその手を包み込むように握る。
「あの…南野さん。封筒がクシャクシャになってますけど…」
「あぁっと!しまったぁ〜!これ新しいのです!」
ついついいつもの悪い癖で暴走してしまい、余分にプリントしておいた分を渡し直した。
高笑いしている俺の後ろから、突如人見さんが声をかけてきた。
「あ…人見さん!昨晩はお世話になりました!」
「いえ…お世話になったのはこっちですから。それ浄水器関係ですか?」
ドアポストに入れようとしていた封筒を人見さんは気に掛けてくれた。
いつもの洗浄機のカートリッジを買ってくれているお得意様だから、封筒の中身はその宣伝だと思ったようだ。
今回は違うけど、なんて良い人なんだ!
バーベキューパーティーで俺と一緒に、人見さんの恋も成就して欲しくなった。
「人見さん!これバーベキューパーティーのお知らせなんです!良かったら是非参加して下さい!」
お知らせの封筒を人見さんに渡して、参加を願ってその手を包み込むように握る。
「あの…南野さん。封筒がクシャクシャになってますけど…」
「あぁっと!しまったぁ〜!これ新しいのです!」
ついついいつもの悪い癖で暴走してしまい、余分にプリントしておいた分を渡し直した。
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える