そして僕等は絡み合う
第5章 南野 昴の場合
取り敢えず、宮脇さんがバーベキューに来れることは確認が取れたのを高橋さんに伝えておこう。
人見さんが気を利かせて送ってくれた高橋さんの連絡先に端的に文面を送る
『宮脇さん、調達オッケーです!』
高橋さんに言われた『調達』との言葉が印象に残っていたのか、そのまま使ってしまったが――――
『ありがとう〜!流石南野さん、仕事早いにょん!』
速攻レスが届いた。
パッと見派手で、ちゃらっぽく見える高橋さんだけど、こういうマメなところがイケメンだと感心する。
小マメさが必要とされる営業マンの俺としては、尚更実感した。
「良し!着々と計画が進んでいるぞ!」
まだ肝心な東さんが参加するか分からないのに、高橋さんと宮脇さんの存在のお陰で、ほぼ確定だと信じ込む。
鼻歌を歌いながら、陽気な気分でアパートに着くと――――
人見さんと西垣さんが、神妙な雰囲気で立ち話をしていた。
人見さんが気を利かせて送ってくれた高橋さんの連絡先に端的に文面を送る
『宮脇さん、調達オッケーです!』
高橋さんに言われた『調達』との言葉が印象に残っていたのか、そのまま使ってしまったが――――
『ありがとう〜!流石南野さん、仕事早いにょん!』
速攻レスが届いた。
パッと見派手で、ちゃらっぽく見える高橋さんだけど、こういうマメなところがイケメンだと感心する。
小マメさが必要とされる営業マンの俺としては、尚更実感した。
「良し!着々と計画が進んでいるぞ!」
まだ肝心な東さんが参加するか分からないのに、高橋さんと宮脇さんの存在のお陰で、ほぼ確定だと信じ込む。
鼻歌を歌いながら、陽気な気分でアパートに着くと――――
人見さんと西垣さんが、神妙な雰囲気で立ち話をしていた。
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