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えっちな短編集♥

第1章  お嬢様のイケない秘密





わたしは花を握り締めて

その場に泣き崩れた



「もう少し早ければ…
あの時に…もっと速く走ってれば…」



いや、花なんか摘んでないで最後までおばあちゃんのそばにいたかった…

全部わたしのせいだ…わたしが…



「りりか…りりか…」

カーテンを挟んだ向こう側から声が聞こえた

か弱くいまにも消え入ってしまいそうな声が



「おばあちゃん…!?」


わたしは立ち上がりカーテンをくぐり
ベッドへ行った

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