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僕の初恋。

第2章 ☆出会ったばかりの…

最初は驚いたように目を丸くしていた先生は、人を釘付けにするような笑みで僕に微笑んだ。

「…どれが最初についてた桜かわからなくなっちゃったな」
「え?」

先生は僕を軽々と起き上がらせると、服についた桜をほろってくれ、最後に頭についた一枚の桜を取ってくれた。

「…あ、ありがとうございます。あの…」
「?…あぁ、一応職員紹介したんだけどな」
「すみません…」

ふっ…と、淡い笑みを浮かべると

「真田唯月だよ。よろしく。杉崎悠人」

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