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夜型生活。

第4章 接客ということ。

「今日はどんな感じに?」


「ううーん、ハーフアップでお願いできますか?」


「かしこまりました!」


スタッフさんが、肩にタオルを掛ける。

「それにしても、いつもすごく気を使われますよね、葉月さん」


「えー、そんなことないですって、当たり前でしょう」


サロンのスタッフさんの前では、葉月に戻れる瞬間だ。

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