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キャンバスのキミ

第3章 新学期

「あっ…」



私は彼の顔を見て思わず小さな声に出してしまった。


だって

だって去年の夏の


あの海辺で会ったアイツなんだもん!


まさか同じ学校なんて

まさか同級生だなんて

まさか同じクラスなんて…


ヤダな…

あんな奴と同じクラスなんて。


私は一気にテンションが下がった。







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