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キャンバスのキミ

第4章 助けてくれたけど…

その日は部活で長引いて帰りが遅くなってしまった。


一人急いで帰ると、二人組の男性が声をかけてきた。


「凄い美人だね~ 一人? 遊ぼうよ」


無視していたが、やけにしつこい。


「しつこいわね」


「あっ生意気」


そう言って、無理やり腕を掴まれた。


「やめて!」


「嫌がる女はそそるな」


彼らはどんどん悪質に絡んできた。



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