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# 2011

第7章 ネクスト オブジェクト

ドライバーは、褒得だ。
「ヤツら、人間じゃねェな・・・。」
チームは、この時、思ったのだった。
(これが、青龍の答えなのか・・・。)
夜の道を、風を切る様に、駆ける車。
レオンハルトが、アドバイスらしき事を喋る。
「数が多いし、スピードが、バケモノクラスだ・・・。どうする・・・?」
車が、バケモノから、エスケープする間もチームは、戦術を、色々と、探していた。
しかし、そのペースを変える、オプションが、なかなか、灯らない。
チームは、再び、思った。
(戦うしかないのか?)
その時だった。
車が向かっている、方向から、夜のせいか、青く煌めいて見える光が、瞬速してくる。
チームは、疑問を、描いた。
(何なんだ!?)
そう思った瞬間、チームの目が、幻想を抱いた。
それは、なんと、青き龍。
つまり、青龍なのであった。
巨大な、青き龍は、車を通り越し、暗黒剣士に、立ち向かう。
青龍が、ビッグマウスから、息で、ヤツらを、フッ飛ばす。
ブルーブレス。
雨風の、力だった。
ほとんどの、暗黒剣士が、消えていく中で、1頭のヤツだけは、この時、青き龍に、問う。
「青龍、これが、お前の答えか・・・?」
青き龍が、話を有する。
「ああ・・・その通りだ・・・。」
そのスカルも、消えた。
青龍は、チームの行動に、理解を、示したのだった。

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