テキストサイズ

12634日のI Love YOU

第20章 憎しみ



母さん…

私は貴方の腕に抱かれ…

優しく頭を撫でられた事は一度もない

私を見れば…蔑み…近寄りもしない

私を叔父に差し出して…

笑っていましたよね?

貴方を憎む事でしか…

私には生きて行けませんでした

憎む事で…

生きてきた

貴方が…目の前にいたら

殺してしまいたい位…

私は…貴方が憎いんですよ…母さん


ストーリーメニュー

TOPTOPへ