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眩しい君に手が届いたら

第1章 日常


『嫌! 止めて、止めてってば! キャーッ!』

クラスに響き渡る悲鳴。

1人の女の子が数人の男女に囲まれ。

バケツの水をかけられたり。

こんなことは普通の日常。

もっと酷いことだってある。

でも、誰も助けようとしない。

みて見ぬ振り。

私も同じ。

だって─。

怖いもの。

自分を守るだけで精一杯何だもの。

それっていけないことなのかな?

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