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案内屋 〜アンナイヤ〜

第7章 アライ ザ ほーむ 其ノ二

幼い少年は辺りを見渡した

炎と残骸の中、目の前にふと何者かが見えた


若い、男。
黒いスーツを来た、何者かがこっちに近付いてくる。



「…あ…あ…。」

「…まえ…だな。どうして…だけ…残った?」

男の声は酷く聴き取り辛い。
ブツ切れ状態だ。

「おま…あの…士のむす…か。身体に…Aを。」


何を言っているのか?
何を意味しているのか?

だが、これだけは分かる。
これは全ての真実だ。

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