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一体何を言っているのだ…？

鏡音は文面を疑った

ほぼ同時に電車もやってきた。
とりあえず乗り込み、席に座って手紙を広げた

再び手紙を読み出す。

「幾らなんでも不可解だから調べてみたんだ。そしたらその男はどうやら48年前も此処に来ている。写真も残っていて、やはり容姿は変わっていない。30代半ばの、それなりに若い容姿だ。今は2008年、どう考えても可笑しい。」

2008年…18歳の頃だ
今から六年前、両親が実験中に死んだあの年だ

「案内屋は設立から70年近くの歴史がある。名前や体制は変わり続けてきたが、任務内容は変わらない。この歴史ある70年の間、何か節目の出来事がある度に何故か奴の姿がある。相変わらず若い容姿のままで。」