
やっと、やっと…
第16章 再会、そして
(・・・危なかった〜、)
よくあの状況で我慢ができたなと
押し倒さなかった自分を褒めたい
シャワーを浴びながら
さっきの唯を思い出す
化粧をしていなくても、
目鼻立ちのはっきりした顔立ちからか
化粧なんて必要ないと思う程、可愛かった
色素の薄い瞳は、綺麗だった
細い手足に
透き通るような白い肌
華奢な体なのに
胸元の膨らみは大きく感じた
少し思い出すだけで
自分のそこは重量を増した
体が熱くなるのが分かるほどだった
シャワーを浴び終えて
唯の元へ戻る
今すぐに抱き締めたい
唯を、自分のものにしてしまいたい
そう思いながら・・・
