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理科室で恋をしましょ

第11章 会話の少ない理科室

祐介side

静かな理科室だ…

俺はアイツに最低なことをした。

だってアイツ、目も合わしてくれなかった。

ホームルームのときだって廊下ですれちがったときだって、アイツの顔を見てた。

でも、顔を下に向けたままで俺の顔を見ようとしてくれなかった。

正直辛かったし悲しかった…

俺、とうとう嫌われたのかなって。

だから俺、アイツを襲おうとしてしまった。

無理矢理キスもした。

俺、男として教師として最低だ。

すずか、ごめんな…

俺はお前に惚れすぎたようだ……

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