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貴方の知らない場所で

第6章 家族…


もし…あのまま…あの子を産んでいたら…



あの家族の様に…




あの…家族…―――――…







目を疑った――――――…





楽しげに歩く家族――――



その父親は―――――



―――駆さん――――――

だった……





綺麗な奥さん…


手を繋ぎ歩く…3歳ぐらいの少女…



そして……駆さんが押す…


ベビーカー……








駆さんは……私には…気がつかない…





私は……彼の中で……



風景の……一部に…すぎなかった…



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