母を観察??
第37章 母…バレンタイン
結局…母と二人でキッチンを片付け…
チョコレートの存在は……
無かったことになった
『で…羚くんは…今年は…貰ったの?』
あ……やっぱり聞いてきたか
「あ〜…貰った…よ」
『ほほ〜ん…』
「なっ…なんだよ…」
母のシラ〜っとした視線を背中に突き刺しながら…俺は自室に向かった…
母に一々説明する歳じゃねーしな
俺は…机に今日貰ったのチョコレートを並べた…
今年は4つ…
キィ――――…
はい…絶対、母が除いていますこのパターン…飽きたな
振り返ると…
“頑張って”の…メモと…
ティッシュ一箱と栄養ドリンク…
がドア付近に置いてあった…
おい母よ…俺は、貰ったのチョコレートをネタに…オナニーなんかしないからな
普通に有り難く食べるよ