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『いやー…悩むなぁ〜』



母は、資料とイラストをテーブルに置き去りにし…どんどん…こたつに戻っていく…



あ……頭まで…すっぽり埋まった!!!




『も〜…どれも捨て難い』


「ったく!!!真面目にやれよ…自分の本だろーが」



俺は、テーブルの上の資料に目を落とす…




「!!!？」



『いや〜エロい描写のＡＡさんもいいけど…

萌えっ子を描かせたら…ぴか一のＢＢさんか…』


『しかし、鬼畜野郎を描かせたら右に出るものがいない…ＣＣさんも…捨て難い…』




母は、こたつの中でもがいている…



俺はテーブルの上の資料に絶句していた!!!



イラストレーターさんの力作が…


男×男の…

…抜きつ、抜かれつの…


映像にしたら…モザイクがはいっちゃうようなものばかり!!!




ハッ!!!･･･････…



母が……こたつから…俺の反応を見ている!!!






『…どれに…興奮する？』








「どれにも興奮しねーよ」