
男気花飾り。
第8章 純情パステルカラー。
「……////違うんだ…」
……寺の顔が…
どんどん赤くなっていく…
「…【女装】姿から……
一枚…一枚…雅が…脱いで…
女ものの下着姿の…男の…体で―――――「ストッープ!!!」
え。え?え!
「寺!?」
「ごめん!!!【親友】に…
欲情してた――――――…
…俺は…雅……
男の雅に……欲情して…
スッキリしたんだ…」
「えっ…え…あれ…?
寺/////…」
「俺は……
雅…が……好き…かもしれない…
オナニーした時点で……
俺は…雅の【親友】失格だ…
キモいよな……ごめん」
俺は……ガクン!!!
と…膝から崩れ落ちた!!!
「雅!!!」
俺は………目から……
大粒の涙が溢れるのがわかった…
「………俺も………
男なのに……寺を…好きになって来ていて…
怖かった…【親友】が壊れてしまうのではって…」
「……俺も…
雅で…やっちゃったら…もう…前の感情ではいられないって………
でも…体と…妄想は…止まらなくて…」
「寺……恥ずかしいから…」
「悪い…」
そう言うと…寺は…俺をひょいと…抱き上げると…
保健室まで…連れていってくれた…
「雅…軽い…」
「朝飯…食ってないから」
