
男気花飾り。
第30章 【番外編③】鈍感花飾り
俺は……答えを聞くまえに…
真のメガネを外しながら…
唇を……重ねた―――…
「かっ…!んっ……ん…」
ちゅっ…っと…軽くキスをしたが……
俺は…違和感がなく……
もっと……触れたいって…
いたって自然に思った…
絡めた指は…時折…ギュッと…力が入るが…
緩んだり…絡めたり…
キスの深さと…連動した…
深く…強く…
優しく…浅く…
深く……奥へ――――…
キスって…相手をこんなに大事に思ってするものなのか…
あああ…唇を離したくない…
もっと…唇で…真を…知りたい…
ちゅく…ちゅく…と…最初は遠慮がちに唇をノックしてい舌が…
今では、じゅぷ…じゅる…と…お互いを求め会うキスになっているのは…
不思議と…当たり前な気がしてきた…
「……ぷぁ…かな…め…」
