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歌う、唄う、詠う。

第9章 四季の詩~そこにあったモノ~

風が吹く

懐かしい香り




空を見る
どこかで見た空




あの日の記憶がよみがえる




忘れたはずの
あの記憶



      
やっと忘れられた
あの記憶




     

たしかにそこにあったモノ


たしかにそこにあった筈のモノ



舞っていった

桜と共に



飛んでいった

蝶と共に


きっと忘れてゆく

流れる時間(とき)と共に

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