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歌う、唄う、詠う。

第2章 不安


それでも


ボクは何かを信じたいようだ

人々が神を信じるように

裏切られても

傷つけられても

何かを信じたい


だけど

人間だけは信じられない

信じたくない

心のきれいな人なんていないかもしれない

ボクも醜い人間だけど

でも

醜い人間の心だけは

信じたくない



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