テキストサイズ

新婚生活?

第8章 疲れ→ヤる気


冬の朝は、ほとんどが寒くて起きる。

布団にくるまりながら上半身を起こすと、

いつ脱がされたか分かんない服が、
そこら辺に散らばってる。

そこで、昨日のことを鮮明に思い出して、

急に下腹部が痛くなる。


今日…休みか。

もう一回布団に潜り直して、寝よう、と思ったら、

隣がゴソゴソと動いた。


やっぱり君も、

寒いっ、、

って起きるんだね。


「和也、起きたの?」

返答はなかったけど、

その代わりに私の頭をガシガシってした。

「…はよ。」

目、開いてないけど(笑)

「眠い?」

「んー。」

なんて返事しながらも、

「おはようのチュー」

ってふざけながら、唇を付けた。

うっ…お腹が痛い。

「腹、痛いべ?」

「よくお分かりで。」

「激しくし過ぎたカナ?」

「っ、知らないよそんなの。」

「冷たい子には意地悪する。」

って、冷えてる手で私の顔を包んだ。

「ひゃぁっ、」

「かーわい♪そんな声出したら、もっといじめるから。」


こんな甘ったるい朝、

生まれて初めてです…(汗

ストーリーメニュー

TOPTOPへ