テキストサイズ

秘密の約束

第3章 数学の授業

「いいじゃん!大場先生とも話せるし、数学の成績も上がるかもよ?」

すると後ろから、

「あなたが神田さん?」

と声をかけられた。振り向くと、あの大場先生の顔が目の前にあった。

「そうですよー!」

私は笑顔で答えた。

「数学苦手なの?」

「そー!だいっきらい!なんで私ここのクラスなの?絶対6コースだと思ってたー。」

「はは!大丈夫だよ!数学得意になれるように先生も協力するよ!」

「なれるといいなー!」

そんな話をしていると、授業開始を知らせるチャイムが鳴った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ